ものおきごや。
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※親分のキャラ崩壊が著しいです。
※英日なのに英が不在。
自分の欲しいものが手に入らないと、ダダをこねる。
一度、周りの人がどのように感じているか考えてみてください。
ぱぁん!
乾いた音が、豪華な調度品で囲まれた部屋の中で響いた。
頬を思い切り叩かれて、天蓋付きのベッドに倒れこんだのは菊。
肩を思い切り上下に揺らしながら、息を整えているのはアントーニョ。
アントーニョは、菊をじっと見つめる。
菊は、叩かれた場所を手に添えたまま動かない。
それを見て、胸の中で何かが溜まっていく。
いつもよりも早く。
数週間前、アントーニョは自分が居るべき場所を離れて、フランシスやアーサーと一緒に黄金の国と呼ばれていたジパングに向かっていた。
するべきことはわかっている。
カトリックの信者を増やすこと、黄金を手に入れること、そして、その領地を頂くこと。
黄金ばかりの国を手に入れるのはさぞかし気分がいいことだろう。
そう思って、航海を続けていたある日、ジパングに着いた。
けれども、そこには黄金なぞ存在しなかった。
家の壁やドアが黄金なわけなかった。
古臭く感じるような家ばかりで、そこに居た住人が着ているのは汚いものばかりだった。
しかも、カトリックを広めようと色々努力してみても、住民は「新しいブッキョウですか?」と聞いてきて話にならなかった。
何も収穫がないまま帰るのは嫌だったため、何かをいただいて帰ろうと思った。
アーサーと海賊として、様々な村を襲い、そして、見つけたのが菊だった。
今まで、色んな財宝を見てきたたが、アントーニョは一目で気に入ると、菊をかっさらって行ってしまった。
菊を持って帰って何か得があるわけでもない。
けれども、アントーニョは確実に菊に心を奪われていた。
長い船旅の中、今までしてきた武勇伝を聞かし、様々な物を与えた。
それは、帰ってきてアントーニョの屋敷に帰ってきても変わらなかった。
フランシスの家の匂いのきつい香水を買ったり、高くてうまい酒を飲ませたり、頼み込んでフェリシアーノにおいしい料理を作ってもらったりした。
菊の住んでいたところから、上等なキモノと呼ばれるものも買ったし、サディクやグプタから家具を買った。
今まで自分が航海してきた中で一番高いお宝もプレゼントしたし、自国で一番美しいと呼ばれる女も用意した。
けれども、菊はアントーニョの方に振り向かなかった。
それどころか、プレゼントを贈るたび、菊はアントーニョに心を閉ざしていった。
「何が欲しいん?」
ベッドに倒れこんだ菊にたずねる。
菊は黙ったままだった。
「何でも用意したんで?そや、真珠のネックレスとかどうやろ?ごっついルビーのついたブレスレットもあんで?」
そう言って、ベッドの脇に置いてある花やプレゼントが高く積まれたテーブルを漁った
それから色々な品々を取り出すと、そのまま倒れこんでいる菊の首にネックレスをつけたり、腕にブレスレットをはめたりした。
そっと、自分の手形のついた頬を撫でて、「菊が素直にならへんからあかんねんで?」と言ったりもした。
その間、菊は人形のように動かなかった。
さっきから胸に溜まっているものは限界にまりそうだった。
アントーニョは思い切り菊を抱きしめると、
「何で・・・何で、何も言ってくれやんの?!菊には俺の愛が全然 伝わらへんの?!」
気付くと、泣いていた。
ぽろぽろと涙は零れる。
その時、菊は呟いた。
何を言っているかわからない。
けれども、耳をこらして聞くと、はっきりと言っているのが聞こえた。
「アーサーさんを返して下さい。」
「・・・。」
体の動きが止まる。
「・・・あかん。」
「何でです?」
「菊は俺のもんやろ?俺の傍に居てくれへんと、嫌や。」
「何であなたのものなんですか?お願いです。約束します。私はここに居ます。あなたの言うこともちゃんと聞きましょう。けれども、アーサーさんを返して下さい!」
そう言って、菊は思い切りアントーニョとの間にあった腕を思い切り伸ばして、距離を作る。
アントーニョはそれを聞いて嫌な顔で笑った。
「ほんまやな?それ、今 ちゃんと聞いたからな。」
「ええ。約束します。」
「よっしゃ、アーサーは解放したる。でも、菊はずっーーーとここに居ってな。」
「・・・ええ。」
視線をわざとはずして菊が答える。
アントーニョはそれを聞くと、
「お前ら!聞いとるんやったら、さっさとせえや!わかっとんやろ!!」
とドアの方向に向かって叫んだ。
威勢よく「はい!!」と声が聞こえる。
アントーニョは嫌がる菊をもう一度抱きしめると、
「わかってんな?」
と呟いた。
菊は小さく頷くしか出来なかった。
幸せなのは自分だけで良い。
欲しいものがあれば、奪いとればいい。
それがこのときのアントーニョの考えだった。
---
タイトルの意味はスペイン語で「私はあなたに歓びと痛みを与えます」
翻訳サイトにお世話になりました。
ふっと思いついて、だだだと書いてみた。
英日のお話です。
でも、菊が気に入ったアントーニョが菊を無理矢理奪っていきます。
まさかの親分が悪役。
(※菊はすでに帰りの航海の中でアーサーと結ばれてます)
ちなみに、このころアーサーはアントーニョのお家の地下で幽閉されてる感じ。
アントーニョに対する反逆罪か何かで。
あ、菊はアントーニョが居ないとき、仕事できたフランシスと話してたりしてたから、それを聞いた、みたいな感じで。
フランシスはさり気無くこういう話するのが得意そうだなぁと。
あと、ロヴィとかとも仲が悪いようで、いいといいな。
この部分が書きたかっただけだから、続きとかありませぬ。
アーサーと菊のイチョイチョが書きたくなったら、書くかもしれない。
あ、今回は親分には大阪弁をつかっていただきました。
が、
英語より自信ないです・・・笑
自分の住んでる府ですけど、地域でまた色々と違ったりするので・・・。
※英日なのに英が不在。
自分の欲しいものが手に入らないと、ダダをこねる。
一度、周りの人がどのように感じているか考えてみてください。
ぱぁん!
乾いた音が、豪華な調度品で囲まれた部屋の中で響いた。
頬を思い切り叩かれて、天蓋付きのベッドに倒れこんだのは菊。
肩を思い切り上下に揺らしながら、息を整えているのはアントーニョ。
アントーニョは、菊をじっと見つめる。
菊は、叩かれた場所を手に添えたまま動かない。
それを見て、胸の中で何かが溜まっていく。
いつもよりも早く。
数週間前、アントーニョは自分が居るべき場所を離れて、フランシスやアーサーと一緒に黄金の国と呼ばれていたジパングに向かっていた。
するべきことはわかっている。
カトリックの信者を増やすこと、黄金を手に入れること、そして、その領地を頂くこと。
黄金ばかりの国を手に入れるのはさぞかし気分がいいことだろう。
そう思って、航海を続けていたある日、ジパングに着いた。
けれども、そこには黄金なぞ存在しなかった。
家の壁やドアが黄金なわけなかった。
古臭く感じるような家ばかりで、そこに居た住人が着ているのは汚いものばかりだった。
しかも、カトリックを広めようと色々努力してみても、住民は「新しいブッキョウですか?」と聞いてきて話にならなかった。
何も収穫がないまま帰るのは嫌だったため、何かをいただいて帰ろうと思った。
アーサーと海賊として、様々な村を襲い、そして、見つけたのが菊だった。
今まで、色んな財宝を見てきたたが、アントーニョは一目で気に入ると、菊をかっさらって行ってしまった。
菊を持って帰って何か得があるわけでもない。
けれども、アントーニョは確実に菊に心を奪われていた。
長い船旅の中、今までしてきた武勇伝を聞かし、様々な物を与えた。
それは、帰ってきてアントーニョの屋敷に帰ってきても変わらなかった。
フランシスの家の匂いのきつい香水を買ったり、高くてうまい酒を飲ませたり、頼み込んでフェリシアーノにおいしい料理を作ってもらったりした。
菊の住んでいたところから、上等なキモノと呼ばれるものも買ったし、サディクやグプタから家具を買った。
今まで自分が航海してきた中で一番高いお宝もプレゼントしたし、自国で一番美しいと呼ばれる女も用意した。
けれども、菊はアントーニョの方に振り向かなかった。
それどころか、プレゼントを贈るたび、菊はアントーニョに心を閉ざしていった。
「何が欲しいん?」
ベッドに倒れこんだ菊にたずねる。
菊は黙ったままだった。
「何でも用意したんで?そや、真珠のネックレスとかどうやろ?ごっついルビーのついたブレスレットもあんで?」
そう言って、ベッドの脇に置いてある花やプレゼントが高く積まれたテーブルを漁った
それから色々な品々を取り出すと、そのまま倒れこんでいる菊の首にネックレスをつけたり、腕にブレスレットをはめたりした。
そっと、自分の手形のついた頬を撫でて、「菊が素直にならへんからあかんねんで?」と言ったりもした。
その間、菊は人形のように動かなかった。
さっきから胸に溜まっているものは限界にまりそうだった。
アントーニョは思い切り菊を抱きしめると、
「何で・・・何で、何も言ってくれやんの?!菊には俺の愛が全然 伝わらへんの?!」
気付くと、泣いていた。
ぽろぽろと涙は零れる。
その時、菊は呟いた。
何を言っているかわからない。
けれども、耳をこらして聞くと、はっきりと言っているのが聞こえた。
「アーサーさんを返して下さい。」
「・・・。」
体の動きが止まる。
「・・・あかん。」
「何でです?」
「菊は俺のもんやろ?俺の傍に居てくれへんと、嫌や。」
「何であなたのものなんですか?お願いです。約束します。私はここに居ます。あなたの言うこともちゃんと聞きましょう。けれども、アーサーさんを返して下さい!」
そう言って、菊は思い切りアントーニョとの間にあった腕を思い切り伸ばして、距離を作る。
アントーニョはそれを聞いて嫌な顔で笑った。
「ほんまやな?それ、今 ちゃんと聞いたからな。」
「ええ。約束します。」
「よっしゃ、アーサーは解放したる。でも、菊はずっーーーとここに居ってな。」
「・・・ええ。」
視線をわざとはずして菊が答える。
アントーニョはそれを聞くと、
「お前ら!聞いとるんやったら、さっさとせえや!わかっとんやろ!!」
とドアの方向に向かって叫んだ。
威勢よく「はい!!」と声が聞こえる。
アントーニョは嫌がる菊をもう一度抱きしめると、
「わかってんな?」
と呟いた。
菊は小さく頷くしか出来なかった。
幸せなのは自分だけで良い。
欲しいものがあれば、奪いとればいい。
それがこのときのアントーニョの考えだった。
---
タイトルの意味はスペイン語で「私はあなたに歓びと痛みを与えます」
翻訳サイトにお世話になりました。
ふっと思いついて、だだだと書いてみた。
英日のお話です。
でも、菊が気に入ったアントーニョが菊を無理矢理奪っていきます。
まさかの親分が悪役。
(※菊はすでに帰りの航海の中でアーサーと結ばれてます)
ちなみに、このころアーサーはアントーニョのお家の地下で幽閉されてる感じ。
アントーニョに対する反逆罪か何かで。
あ、菊はアントーニョが居ないとき、仕事できたフランシスと話してたりしてたから、それを聞いた、みたいな感じで。
フランシスはさり気無くこういう話するのが得意そうだなぁと。
あと、ロヴィとかとも仲が悪いようで、いいといいな。
この部分が書きたかっただけだから、続きとかありませぬ。
アーサーと菊のイチョイチョが書きたくなったら、書くかもしれない。
あ、今回は親分には大阪弁をつかっていただきました。
が、
英語より自信ないです・・・笑
自分の住んでる府ですけど、地域でまた色々と違ったりするので・・・。
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